セルフケア
施術後のセルフケアとして次のことをおすすめしています。
□姿勢
姿勢は神経伝達とエネルギーの流れに影響を与えます。姿勢に気を付けることで回復力の低下を防ぐことができます。ソファに座るときはときどき背中と腰を伸ばすようにしましょう。椅子に座るときは骨盤を立てて、頭のてっぺんを真上から糸で引っ張られているイメージを持つと良い姿勢になります。この姿勢が決まると、顎が少しだけ喉の方に引かれるのが分かりますのでチェックしてみてください。
□丹田呼吸
下腹部(丹田)に意識を向けて、深くゆったりとした腹式呼吸をすることおすすめしています。丹田呼吸は酸素のほかにエネルギー(気)を体に取り込み、心身のエネルギーを高めます。
□タッピング
タッピングは体を活性化します。指の腹(または軽く握った手)で改善したい部分を意識しながら優しく刺激します。脳は頭蓋骨から、背骨は体の前面から、内臓は胸やお腹から刺激できます。振動が伝わりますのでタッピングする場所はだいたいで大丈夫です。小さな子供に行うように優しく刺激します。改善したい部分にしっかりと意識を向けながら、優しくポンポン・・・と数回刺激することで体が活性化します。
□自分の思考、感情、感覚に気づくこと(感じること)
自分の思考や感情、感覚に気づいて(感じて)、それらをどうにかしようとせず、そのまんまにしておく。ただ気づいている状態を維持する。
1回30秒くらい、繰り返すことでストレスが和らぎます。
気づく(感じる)ことで思考から離れることができます。思考から離れた意識状態は心と体を癒します。
□おすすめの本
今、ここを生きる―新世代のチベット僧が説くマインドフルネスへの道
ヨンゲイ・ミンゲール・リンポチェ著